若手社員のメッセージ
担当している仕事
海洋土木工事の施工管理を担当しています。施工管理は、主に安全管理・品質管理・工程管理・原価管理のことをいいます。
安全管理とは、簡単に説明すると作業員が安心して、作業できる環境を作ることです。例えば毎朝朝礼で1日の作業内容・人員・行事・気象海象・安全注意事項を発表します。
品質管理とは、仕様書通りの材料がきちんと搬入されているか、構造物が設計図通りに組まれているかを確認するために、検査して写真で記録するほか、レベルや光波での測量なども行います。
工程管理とは、工事期間内に工事が完了するように、スケジュールを管理することです。
原価管理は人件費や材料費といった工事にかかるお金を計算し、費用が予算内におさまるように管理することです。
やりがい・記憶に残っているエピソード
岸壁にガントリークレーンを設置する工事を担当したときに、現場で作業する職人に弟子入りし、型枠工、足場工、コンクリート工等の作業を一緒に行ったことです。施工管理の業務は本来作業には手を出しませんが、もともと職人になりたかったこともあり、職人と一緒に作業をしました。そして、職人のスキルを習得するとともに、作業をするうえでの危険なポイントや、職人の苦労を知ることができました。
今後の目標
私が初めて配属された現場は、海底の窪地を埋め戻すために投入する土を混ぜ合わせる工場を、組立てる工事でした。あれから4年が経ち、今度はその工場を解体する工事の現場に配属されました。
4年前は書類作成等何もできなかったので、職人にくっついて作業を見ていました。今度はいろいろ任されるようになり、新人の頃と比較して、自分の成長を感じつつ、工事を無事終えることが目標です。また、４年前と同じ業者も来るので、職人に自分の成長を見せつけたいと思います。
